みなさん毎度です!hikotoraです。
本日は起業!スタートアップ時(カタカナ文字を使いたいだけ)でのお話です。最近はブロガー、ユーチューバー、アフィリエイターなどなどの職種が増え起業する人や個人事業主としてお仕事をするのが増えているような気がします。
そこで起業した際に絶対にやっておくべきなかのひとつで【小規模企業共済】はおすすめです!
そもそも小規模企業共済とは、メッチャ簡単いうと「節税・貯蓄・融資」この3つを同時に掛けられることかなと僕は認識しています(間違っていたらすみません。。)
※今回の記事は実際の利用している知人のお話を元に書いています。これらは個人の見解となりますのでご利用の方は小規模企業共済の公式ページからと税金の事は税理士にご確認ご相談ください。
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それで何がどういいの?「メリット」
- 利益でる。運転資金などに回す。税金かかる。ウ~ン。。
- そこで小規模企業共済に貯める。非課税。イエス!
- さらに最大120%相当額が返戻!イエス!
- 掛け金の範囲で融資が受けられる(年利1.5%)イエス!
- 返済が利子分だけを繰り越せるイエスッ!
とまあ、何かと便利な制度です。簡潔すぎるのでもう少し詳しく言いますと。
起業したからには何かしら利益を出せるビジネスプランがあるのでその前提で話します。よって会社は利益が出ると税金が掛かります(当たり前ですね)
そこでどうして起業したかというと個人所得だと最大半分以上を税金と支払わなくてなりませんので起業して法人化とし、売り上げの為に掛かったお金(経費)を引いて税金を少なくする為に起業したかと大半は思うのです。
※ウチは社会貢献のために起業してるんじゃい!って方たちには申し訳ないです。。
ただ経費にも限界があります。お役所が認めてくれないと経費として計上してくれないのです。それだったら堂々と貯蓄ができ税金が掛からないのが小規模企業共済です。
掛け金について
積み立てとなる掛け金ですが、毎月額1,000円から7万円の500円単位で変更できます。
起業したての頃は何が起こるかわかりませんので毎月1,000円で設定しておき、
「来月は利益が結構でるから6万円にするか」など会社の状況に応じて積立額を調整するのが良いかと思います。なにわともあれ何度もいいますが起業したては無理ない経営を務めるのが無難です。
その他の掛け金の方法でまとめて前納もありまして一定割合の前納減額金を受け取ることもできます。さらに利益が見込めているのであればこちらも活用しても良いかと思います。
また掛金の納付方法は、月払い、半年払い、年払いから選択できますが、やはり起業したての頃は月払いで月ごとでの財務状況を把握してまた四半期ごとでの会社状況を把握しとくべきだと僕は思います。
業種にもよりますが、アパレルだと春、秋と繁忙期があるように、お金の流れが普段と違うのでそこを経験しておき、その逆の閑散期(俗に言うニッパチ2月8月)は資金不足の心配をしとくのが良いかと思います。
掛け金の利子配当は?
貯金した額の最大120%を配当として貰えることができます。つまり10,000,000円を積み立てをしていると12,000,000円として戻ってくるのです!節税だけの貯蓄ではなく、資産運用としてもまかなっているところもありますね。
ただ注意点として240か月以上積み立てしている必要があります。
資金調達!融資が受けられるとは
僕が一番のメリットと思っている、積み立て金額を担保にしたお金を借りられることが大きいかと思います。
なんといっても利子が【年率1.5%!】これは車などを購入する際の目的ローンと言われている利子が低めのローンで(約1.7%~2.9%)ですので圧倒的にお安くお金を借りられることが出来ます。
目的を選ばないフリーローンなどは10%とかもありますので、どれだけ低いか分かりますね。
融資を受けられる金額は掛け金の7~9割程度(掛けた年数や金額による)。例えば300万円を掛けていれば250万円近くのお金を年利子1.5%で借り入れができるのです。しかも使用用途の制限が特になく車のローンの利子が高いからこの制度で車(さらに社用車として)を買った方がお安くすむと言うことになるかと思います。
借りたお金の返済方法は?
そして返済方法ですが、普通?のローンのように毎月返済とはなっていません。
借りた金額にもよりますが、「6か月、12か月、24か月、36か月、60か月」の一括払いとなっています。ですので計画的に返済金を準備しておかないといけないのですが、起業し経営をしていると何が起こるか分かりません。いくら完璧なプランでも震災など予期せぬことで資金不足となる可能性もあります。
でもそんな時もこの制度は頼れます!取りあえず利子分だけを返済日に支払いをして、また次の返済期日まで繰り越すことが出来るのです。
例えば100万円を12か月での返済で借りていても期日に返済できなければ利子分の1万5千円を返済しまた来年に繰り越して貰うのです。月にすると1,250円!これぐらいならねん出することは容易かと思います。
それでもまだ次の年も返済できなかった場合は利子を支払って、繰り越す。こういった感じで事業の低迷期を乗り越える手助けができるので良いかと思います。
起業した際にすぐに加入するのはなぜ?
この制度の名前の通り、小規模企業共済の小規模。つまりまだ会社の規模が小さい時にしか加入出来ないからです。個人事業主もそうです。
- 建設業、製造業、運輸業などなら従業員が20人以下
- 商業(卸売業・小売業)などでは5人以下
となっています。ですので一度加入しておけば事業が大きくなっても継続して加入できるので最初に入っておいて、毎月無理のない1,000円での掛け金で入っておくのが無難だと思います。
メリットだらけだけどリスクもある
こうなったら起業した会社や個人事業主に良い事づくめだけど、やはりリスクはあります。ただ基本的には会社を事業を応援してくれる制度なので投資や資産運用ほどのリスクはないと僕は感じています。
何が言いたいかといいますと、事業が通常通りの運営さえできていればなんら問題がないと思っています。
デメリット1。元本割れの可能性
これは先ほども掛け金の話で少しありましたが、最低240か月以上を掛けないと元本が割ります。そうです20年間掛けないとだめです。一か八かの事業だと20年間の経営は正直しんどいです。
優良な顧客をつかみ、この先何年もお客さんを飽きさせないサービス・商品を生み出さないといけないでしょう。ですが何もノーベル賞もんの商品や発明は必要ないと思っています。少しのアイデアと切り口で商売をすれば生き残れると僕は思います。
例えをあげると、お米。色んなブランド米があるぐらいで基本はどこにでもあるお米です。それを上手にブランディングし出産の内祝いなどに習慣化しとんでもなく売上を上げているお店もあります。
少し脱線しましたが、起業した理由は強みや自身があるからだと思うので頑張って20年以上続く会社経営をして行けるのが良いですね。
積立てたお金を受け取る際に課税される
掛け金を積み立てている時は税金が掛からなかったですが、その積立てた共済金を受け取る際に課税されてしまいます。「なんてこった、それなら一緒じゃないかー!」と思いますが、これらは退職金としての扱いで受け取ることが出来ます。
退職所得といいまして通常の所得より半分以下の税金ですむみたいです。ですので特にデメリットではなく、ここはまだメリットのうちに入っているのかと思いますね。
まとめ
やはりこの制度を活用にあたって重要なのは起業するからにはずっと継続するというのが前提だとおもいます。現代では20才代での起業する人が増えているので元本割れリスクの20年も40才代まで経営しておけば最大限に活用できるかと思います。
まあ20年も事業を続けていると言う事は立派な会社になっているはずです(笑)。今は企業してもほとんどが5年以内に廃業するほどしんどい世の中になっているので大変だと思います。
でも今回の制度の活用は低金利での借り入れだと思うのでそれは使って行った方が良いかと思いますね。何といっても低金利のフリーローンで利子だけの繰越が出来ますのでかなり経営に役立てるかと思います。
ですので、最初は掛け金が少ないのでそんなに融資額はないと思いますが、利益が出ている以上、堅実に積み立てをしておくのが3年後、4年後の会社経営が楽になるかと思います。
本日はここまで。ありがとうございました。
※今回は個人の見解となりますのでご利用の方は小規模企業共済の公式ページからと税金の事は税理士にご確認ご相談ください。
※追伸:それでも急な運転資金を確保するためにもプロミスなどのカードローンを用意をしとく。もしもの時のために使うので普段は金庫にしまっておきましょう。
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